Alfa Romeologo164 Super 12v

Shaken

- febbraio 2001 -

もう車検なんです。

 ヒロヨさんは半年前に買ったばかりですが、中古車なのでもう車検です。で、どこに持っていこうか迷いましたが、納車前に整備してもらっているし、買ったお店のデスティーノに持っていきました。

 特別調子悪いところというのはなかったのですが、以下の2点だけ見てもらいました。

 その1。デフロスト・モードが勝手にオンになったりオフになったりする。デフロスト・モード(本当の名前は知らないが、スイッチに「DEF」と書いてあるので多分そうだろう。マニュアルを見ればわかるんだが。(^^;) )というのは、スイッチひとつで温風がウィンド・スクリーンに当たり、リアのデフォッガーがオンになるというものです。なくても困らないですが、便利といえば便利。で、これがしばらく使っていると、カチカチカチッとオンになったりオフになったりするんです。

 で、なんとなく、その、助手席の方から音がしたりするわけなんですが、164のエアコン関係は必ず壊れる、しかも修理代は20まんえんから、とかいう風評なので、ワタシ、かなり怯えました。

 が、デスティーノで試しに動作させてみると、一向に問題が発生しない。ということで、「動かしているうちに直ったんじゃないですかねえ」という結論に達したのであった。なるほど。

 その2。エンジン・ルーム内のケーブルを束ねるプラスティックのチューブがボロボロ。いや、文字どおり、そういうことです。まあ、もともと耐久性があるような素材ではないので、ケーブル類を保護する機能ではなく、単に「まとめる」ためのものだと思うのですが、手で触ったらボロボロっと崩壊してしまった。

 この部分は適当な素材でカバーしてくれました。「適当な素材」でいいんだろうか… ま、もとが適当な素材だったんだからいいのか。

 で、デスティーノとしては、「乗ってみて別に問題なさそうでしたから、特に何もしませんでした。」とのことであって。まあ何も問題なさそうなのは確かだし、納車時にいろいろやっているのも事実なのだが、にっぽん人が抱く車検のイメージとはずいぶん異なっていること甚だしい。お値段の方も基本料金だけ、っていう感じで、安く上がった。内訳は以下のとおり。

車検代行費用 20,000円、配線カバー 1,200円、法定費用 66,900円

 某チェッカーモータースの人の話だと、「デスティーノの社長はイタリア車のエキスパートですから、あそこで買ったんなら安心ですよ」とのことである。「整備は正規ディーラーの方がいいですよ」とか言わないあたり、なかなか商売っ気がないけど、ま、実際、半年間、上記の勝手に直ってしまったトラブル以外、まったくトラブルはなかった。これでいいのだ。

precedente prossima
 

© 2000-2011 copyright by SHIMAZU Dorichi.
Some materials may be copyrighted by respective authors.