Espresso delizioso
- 1 febbraio 2002 -
おいしいエスプレッソ。
もともと私は、そこそこコーヒーが好きです。でも、面倒なので、めったにちゃんとした入れ方はしません。家ではほとんどインスタント。うまいのか、と言われれば、それはもう、まったく美味しくありません。じゃ、なぜ飲むのかといえば、ま、意味無しです。意味なく飲んでいるのです。
ところで、ひょんなことからエスプレッソ・メーカーをもらいました。エスプレッソ・メーカーといってもいろんな種類があるようですが、もらったのは直火タイプの物です。多分、アウトドア用ではないかと思われる小さなもので、1度に1カップ分しか作れません。メーカーにカップをセットして、直接カップにコーヒーが注ぎ出されます。
で、メーカーをもらったのはいいけれど、カップがありません。粉もありません。という状況下で、私は極めて率直に「カップがないー、粉もないー」と騒ぎました。するとその騒ぎが妻の友達のコンドウさんに伝わり、「なに、エスプレッソ用のカップがない? うちにあるからあげるよ」ということになりました。
なんてラッキーなんでしょう。コンドウさん、ありがとうございます。メーカーとカップがただで揃ってしまいました。あとは粉だけです。カップをくれたコンドウさんに「粉もください」と言おうかと思いましたが、やはりいくらなんでも、それではタカリみたいなのでやめました。だいたい、粉は消耗品ですから、なくなるたびにコンドウさんにもらうわけにもいきません。で、近所のコーヒー屋さんで買うことにしましたよ。なんてまっとうな結末なんでしょ。
さて、メーカー、カップ、粉と揃ったところで、入れてみますってーと、実にお店で飲むみたいなエスプレッソができました。メデタシメデタシ。愛でたし愛でたし。
…ところが! 一瞬にして割ってしまったんですね、もらったカップ。なんて恩知らずなんでしょう。そこで買ったのが、アルファロメオのロゴが入ったエスプレッソ・カップです。いやー、やっとアルファロメオの名前が出てきましたね。例によって、イタリア自動車雑貨店で、ソーサーとカップ、セットで1,000円、2セット買いました。
で、やっと出てきたのに申し訳ありませんが、その後に続ける話はありません。ぼくは今日も、アルファのカップでエスプレッソを飲んでいます。それだけです。