Alfa Romeologo164 Super 12v

Introduzione....

アルファ164を買ったわけです。

 この164というクルマ、最初に見たのは近所のスーパーマーケットの駐車場でした。色はメタリックの緑。

 当時はバブル景気の真っ最中で、わが家の近所にもメルセデスのSクラスなんかが登場して、みんなオノノイテいたころです。まだ免許取り立てのぼくとしては、外車といえば「ベンツかビーエムか」ぐらいのもんでしたが、世の中的には早々にそんなもんには飽きてきて、3シリーズが「六本木のカローラ」とか呼ばれはじめる。そんな時代でしたけれども、とにかく、その緑の164はとても美しかった。といって、自分で買おうなんて夢にも思わなかったんですけれども。

 目黒通りで紺のやつが自由が丘の方へ曲がっていくのを見たときも、「かっこいいなあ」と思ったものでした。

 かの155がDTMで大活躍するよりも前の時期ですから、「アルファロメオ」なんて言ったって(ふつうは)誰も知らない。よくても「ああ、あのユーノスみたいなやつね」(それはスパイダーだ!)とかメチャクチャ失礼なことをおっしゃるわけです。

 ま、21世紀を間近に控えた今日この頃でも、アルファロメオっていうとたいていの人は赤い156を思い浮かべるようで、ぼくのジェノア・ブルーの164を実際に見ると、けっこう意外そうな顔をするんですね。雑誌とかでも、大体7割くらいは156と155の記事、それから145やGTV、スパイダーがちらほら、ES30とかジュリエッタだとか、そういうのがあって、ようやく半ページくらい164の記事が出ているという具合。実はそういうマイナーさも気に入ってたりするんで、別に文句はないんですが。

 ということで、10年も想い続けたクルマをようやく手に入れたというわけで、「華麗なるギャッツビー」状態とでもいいましょうか、私も歳をとりました。くぅー。ま、20代で164に乗っても似合わないし、30代で、ちょっと背伸びしてるってのが、私のような怪しい人間にはちょうどいい感じなのかもしれません。

 ちなみにこのサイト、せっかくだから随所にイタリアーノを導入していく所存ですが、率直にいって、ワタシ、イタリア語はじぇんじぇん知りません。昨年(1999年)は山口もえが見たくてNHKのイタリア語会話を見ていたものの、ウーノ(1)とかクアットロ(4)とかチンケチェント(500)とか、クルマ関係の数字以外ほとんど分からないといっても過言ではない。どうか、変なイタリア語が書いてあったりしたら、どんどん教えてください。

 また、普段は仕事でウェブサイトを構築しちゃったりなんかしちゃったりしているワタクシではありますが、久々の純粋私的サイトってことで、かなり肩の力が抜けております。早くいえばいい加減なつくりになっているかもしれません。著作権のこともインターフェースのこともウェブ・セーフ・カラーのことも、かなりゆる〜く考えているので、ま、いろいろと大目に見てくださいってことで… 「てめ、こんなところにヒトの写真勝手に使ってンじゃねーよ!」などということがありましたら、お気軽にご連絡ください。(でも、「勝手にリンクすんじゃねーよ」ってのは、基本的にお受け付けいたしませんでございます。リンクされたくなかったら公開すんじゃねー! …ということでございます)

 さらに、いろいろと生意気なことを書き連ねることと思いますが、嘘はありません。たとえば、お店のこととか、いいことも悪いことも感じたままに書きます。でも、しょせん私は徳大寺さんではないので、何書こうと影響力ありませんから、気になさらないでいただきたいところなのであります。

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