Come Italiano
- 8 novembre 2002 -
イタリア人のように。
オイル交換をしました。相変わらず、4リッター3,000円クラスの半科学合成BP Vervis plusですが、今回はジェームスというお店の10%割引券を使えました。こういう特典を期限切れとかでよく無駄にしてしまうぼくとしては、ひとこと、うれしい。
フィルター交換も一緒にしました。こちらはイタリア自動車雑貨店で買ったもので、1,500円。
それで、クルマをオニイチャンに預けて店内で待っていると連絡が。ちょっと気になる部分があるのでピットまできてほしい、などと言い出すではありませんか。「げ、ひょっとして、まさか、パワステのチューブだかなんかからダラダラとオイルが漏れまくってたりするんじゃあるまいか。いや、ひょっとしたら、サスペンションのアームだかなんだかがグニャっと曲がっているとか… いや、まさか、そんな異常があればいくらなんでもここまで来る間に気付くはず。もしかして、ピットに入れる時にオニイチャンが変なことをしでかしてくれたんでは…」と疑心暗鬼になってしまいました。不安です。
ですが、ピットで下からのぞいてみると、なにやら下回りに黒々としたオイルがにじんでいるところがいくらかある、というだけ。ポタポタたれているような状態ではありません。見た感じ、エンジンと駆動系の両方にそれぞれ、すこーしだけもれているところがあるようです。
そこで私は一言、「ああ、これですか。そうですねえ、このくらいなら大丈夫だと思うので、普通に作業、続けてください。」
いやー、ぼくもいよいよイタリア車オーナーらしくなってきましたね(汗)。少しぐらい気にしない、気にしない。もれている分、足せばいいんだから。
しかし、同じイタリア車オーナーといっても、ミハエル・シューマッハーの場合、こういう細かいことを当然ものすごく神経質に気にかけるんでしょうね。そうじゃなきゃ、あの鉄壁の信頼性は生まれないですからね。ま、年間予算200億円のと20万円の我が家の違いでもありますから、仕方ありません。