Come Italiano 2
- 17 maggio 2003 -
イタリア人のように、2。
2003年です。もう5月も半ばです。見てみると、前回書いてから半年も経っていますが、その間なにごともありませんでした(冷却水を500mlだか継ぎ足したくらい)。走行距離は現在52,000kmで、買ったとき(25,000km)と比べるとやはり内装やらボディー剛性やらの面で「ヤレ」は感じます。が、それでも、高級かつ身軽な二重人格性には変わりがありません。
もうそろそろ、ぼくが買ってから3年になるけれど、ハンドルが切れないのには未だに慣れません。初めて行ったお店とかの駐車場で車庫入れで切り返すたび、カタログスペックの5.4mという最小回転半径にちょっと疑念が生じています。ほんとはもうちょっと大きいんじゃないの? え、ワタシの車庫入れ技術が低すぎるだけ? はあ、すいません。
でも、プレリュードとかも切れなかったしなあ。あれよりはマシな気もする。
ところで、「美人は3年で飽きる」なんていいますが、ヒロヨンの美しさにはまったく飽きません。車庫に入れた後とか、扉を閉めないでしばらく後ろ姿を見ていたいなんて思うことが度々あります。
前から見たところも、その横幅とボンネットの低さ、量感の絶妙なバランスが好きです。スポーツカーのように低いわけではない。けれどもちょっと前のメルセデスSクラスみたいに顔がデカイ(得てしてSクラスに乗ってる人もそうだったりしますが)わけでもない。156みたいに、「私は人とは違います」と強く主張することもなく、ただ凛とした高貴さが見えかくれする表情です。
ちなみに、ぼくはヒロヨンのブルー・ジェノア・メタリッツォが気に入っています。もちろん「アルファは赤」というのも真実で、 赤いスパイダー なんかを見ると思わず食べたくなってしまいます(いや、マジマジ)。けれども、うちのはブルーでいいんです。一言で言うと、賢そうな色。年齢でいうと(?)29歳既婚ってところですね。
それはそうと、ブレーキを診てもらいました。踏んだとき、ちょっと違和感があったのです。パッドとローターの間にコピー用紙が一枚はさまっているような感触っていうか。それも常にじゃなくて、信号で止まるときみたいに、ゆっくりと軽ーく踏んでいくようなときに、前のブレーキあたりにそういう感触がありました。いや、あるときがある。たまにです。普段はない。
で、デスティーノに持っていって、試乗してもらったりパッドを診てもらったりしたわけなんですが、異常は見つからず。これが、ラテン車の気まぐれってやつでしょうか。
まあ、異常は見つかるより見つからない方がいい。ということで、一同(ぼくとデスティーノのスタッフの方々)笑顔で解散となりました。