Scambiare ATF
- 30 luglio 2001 -
ATFを交換。
買うときにデスティーノでみっちりと整備してもらっているヒロヨンですが、油脂類ではATF(オートマティック・トランスミッション・フルーイド)が未交換です。
多分、ATはZFという会社のもののような気が… どっかでそう読んだ気がする。違いますか?(無責任)
前の車、BMW 320i(E30)もZFのATでしたが、よく聞く話としては、信号で止まるたびにDレインジからNレインジに入れたりしているとZFのATは壊れてしまうということです。短い停止ではDのまま、ということですね(長時間の停止ならNやPに入れてもいい…ではありませんよ! 長時間停止するときはエンジンを切りましょう)。ぼくは、最初に乗ったAT車が320iでしたから、このマナーは身に付いています。っていうか、小さなことですけれども、こういう「流儀」を守ることが大きなトラブルを避けるためには必要だと思っています。ここでいう「マナー」や「流儀」という言葉は、正しい、正しくないという話ではなくて、「外国文化」ってことですね。
それから、ATFの交換についても、いろんな噂があります。ぼくがよく聞くのは、40,000kmくらいで交換する、交換しないでそれ以上走っちゃったら、もう交換しないでいく、というものです。長く無交換だったものを交換すると、トランスミッションの底にたまった金属粉が「目覚めて」しまって、それが詰まりにつながる、とか。
ヒロヨンは走行距離39,000kmなので、そろそろ交換を考えなければいけません。買ったときは25,000kmでしたから、前のオーナーは交換していないでしょう。
ということで、東名横浜インターの近くにある コーンズ へ行きました。
で、「ATFを交換するべきですか?」と尋ねますってーと、「そりゃ、もちろんですよ。20,000kmに1回くらい交換した方がいいです」とのことでした。「長い距離、交換しないで走っちゃってるときは、交換するとかえって壊れちゃうらしいですね」と尋ねますってーと、「そんなことありません。何キロ走っていようと、交換して壊れるなんてことはありませんよ。他ではどうかわからないけど、うちはちゃんと専用の機械があって、それでやってますからね」とのことでした。
「専用の機械」ってのは何でしょうか。写真に撮ってくればよかったんですが、ショールームの方に行くとアイスコーヒーを出してくれたので、ついついAlfa156 Rosso Corse を眺めながら、のんびりしてしまいました。
ちなみに、このコーンズは中古車も扱っていて、ヒロヨンを買う前に物色にきたことがあります。アルファやクーペ・フィアットの中古車は外に置いてありますが、フェラーリやベントレーはガレージの中に置いてあります。中古車といってもほとんどが1000万円以上。そういうのが10台以上並んでいると、壮観です。
で、それはともかく、ATF交換費用は28,350円。思ったより安かったかな?
交換後、体感できる違いはまったくありませんが、ほんの幽かにギアが回転する軽い音が聞こえるようになりました。4速とかでゆっくり走っているとき。ノイズの一種と言えなくもないですが、綺麗な音なので、いいことなんだろうと思います。