Tre Anni con 164
- 28 luglio 2003 -
164との3年間。
納車されたのが何日だったか忘れましたが、3年前の7月でした。買った時に走行距離が25,000km、現在53,000km。とにかく壊れなかったですね。
買ったばかりのころは、とにかくATのレバーを動かすとかワイパーを動かすとか、そんな些細なことでも気を使いながら、というかおっかなびっくりやっていたのですが、そんなのも初めの1か月くらい。今では質実剛健な実用車という扱いになっています。
買うと決めたときには、それなり故障でお金がかかることは覚悟していました。当時はまだ景気がよかったせいもあって、「多少金がかかってもいいや」なんて余裕で構えていたのですが、その後印象的なほどに仕事の方は不調になってしまい(トホホ)、今では164には似つかわしくない貧乏生活を送っています。もし覚悟していたとおりに壊れまくっていたら、今頃手放していることでしょうね。けれども、幸いなことにまったく手がかからない、お金もかからない優等生です。
それで、もともと見て良し走って良しのクルマですから、壊れないとなれば他に何の不満も出ようがありません。もちろん細かいことをいえば、インプレッションなどにも書いた通り、いろいろあります。けれども、大人は現実的でなければいけません。多少のことには目をつぶるのが幸せに生きる道です。
ところで、なぜ壊れなかったのでしょうね? どこで話を聞いても、164に故障はつきものみたいです。でも、うちのは壊れなかった(壊れたといえば、ソニー製のCDチェンジャーが壊れて、修理に13,000円くらいかかりましたが)。まあ、単純にアタリのクルマだった、ということでしょうか。
参考までに思い当たることを書いておきますと、以下の通り。
- 車庫保管だった。タワーパーキングの上の方の階なので、夏は比較的熱くなりますが、それでも屋外に置いてあるのに比べれば、何かと負担は少なかったのではないか。
- 改造してない。ルームミラーに凸面鏡にしたのと、ドリンクホルダーを付けたこと、それからタイヤとブレーキパッドを交換した以外、なんにも付けたり外したりしてません。買ってきたまんま。不満がないからいぢろうって思わないのです。いや、もちろん、Boseのスピーカー付けたいな、とか、もうちょっと排気音なんとかならないだろうか、とか、思わなくはありません。でも、別にどうしても耐えられないっていうような不満じゃない。ま、いいじゃん、これはこれで、って思うんですね。
- 日々走った。毎日じゃないけど、少なくとも週に3日は乗ります。ただ、近所ばっかり。1時間くらい走るようなのは、2週に1回くらいかなあ。
- 暖機はしっかりやった。半ば常識だとは思いますが、暖機は走りながらします。エンジン始動して、アイドリングで5分くらい放置して暖気終了、みたいなのはダメです。環境にも悪いし。ワタシの場合、始動したらすぐ走り出します。でもクルマ全体が暖まるまでゆるゆると走る。何分とは言えません。そのときどき、クルマの調子と気温に合わせて、スピードが出せる状態になったら、出す。人間の身体と同じですね。
- 必ずハイオク。ガソリンは、指定だから当然ですが、ずっとプレミアムを入れています。意外とこういうところでケチる人って、いますよね。プレミアム・ガソリンは、ブランドによっていろいろ違うようですが、たいてい洗浄剤のような物が入っているので、インジェクターやバルブなどを少しづつきれいにする効果があると聞きます。前乗ってたBMWも、これはレギュラー仕様でしたが、ずっとプレミアムを入れてました。そうすると、そのせいかどうか分かりませんけれども、だんだん回転がきれいになってくるんですよね。ずっと昔、クイント・インテグラのときも、プレミアム・ガソリンの違いは体感できました。
ところで、今日は久々にオイル交換をしました。うっかりしてたら、去年の年末から交換してなかった。幸い今年の夏はまだ暑くなってないので、オイルに負担もそんなにかかってないんじゃないか、とか正当化してみたりしますが、それでもオイルの量や汚れのチェックは毎週のようにしてましたよ。ここのところ減りは少なかったですね。むしろ冷却水の方がちょっとづつ減っています。
で、ずっとBPを使ってきたヒロヨンですが、今回はアジップになりました。なぜかというと、安売りしてたから。Exa Boosterという10w-50 SL 100%化学合成オイル(5月16日訂正:100%化学合成というのは勘違いで、半化学合成だった模様。なら普通の値段か)が4リットルで3120円! これは安い、多分。ついでにアジップのハンドタオルももらいました。
アジップといえば、イタリアのオイルです。昔、プロストとかベルガーの時代のフェラーリF1はアジップの油脂類を使ってましたね。現在はシェルですが、イタリアのチームはイタリアもんでそろえてほしいところです。なんて、いまどきのF1にはまったくありえないですね。